寺院で泣き崩れる日本人男性、過去の窃盗事件で警察が事情確認～タイ東北ウドンタニ

2025年12月26日配信

タイ東北部ウドンタニで2025年12月25日、日本人男性が寺院の境内で泣いているとして警察に通報があり、当局が事情を確認しました。警察の調べで、この男性は過去に窃盗事件で摘発され、裁判所への出廷を控えている人物であることが分かりました。各報道が伝えています。

警察によりますと、同日午後2時40分ごろ、ウドンタニの寺院で、外国人男性が境内に座り込み、泣いている様子が見られるとの連絡が寄せられました。通報を受け、観光警察と地元警察が現場に向かい、状況を確認しました。

現場では、黒いスーツ姿の日本人男性が確認され、所持品の確認が行われました。その結果、男性は37歳の日本人で、ウドンタニ県裁判所に出廷予定であることを示す書類を所持していたほか、少量の乾燥大麻と吸引用具を携帯していたということです。

警察の聞き取りに対し、男性は「自身の行為を悔い、反省するために寺を訪れた」と説明し、僧侶の前で長時間ひざまずいて祈る様子を見せていたとされています。寺院側によると、この男性はここ数日、連続して寺院を訪れ、境内で泣いたり、僧侶の近くにとどまったりする行動が見られていたということです。

警察の確認で、男性は今月11日未明、ウドンタニの住宅で現金100バーツと、約5,000バーツ相当のBluetoothスピーカーを盗んだとして、夜間窃盗の疑いで摘発されており、2026年1月30日に裁判所へ出廷予定であることが分かりました。滞在資格については、現時点では有効な滞在期間内であることが確認されています。（略）

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https://www.thaich.net/news/2025126th.htm