【安全保障】元文部科学省事務次官・前川喜平氏 「中国の軍艦が太平洋に出ていきたいのなら、いくらでも日本列島の間を通らせてやったらいい、『中国が日本に攻めてくる』などというのは、重症な被害妄想だ」
発端となったのは、高市早苗首相が23日に行った講演の中で、安全保障関連3文書の前倒し改定について説明する際に、「継戦能力を高めていかなければならない」との考えを示したことだ。
前川氏は25日にXで「中国は日本にとって『ウクライナに対するロシア』でも『パレスチナに対するイスラエル』でも『ベネズエラに対するアメリカ』でもない。『中国が攻めて来たらどうするんだ?』と言って国民を脅すのはやめろ」と非難。
また、「国民を脅して窮乏を強いるのはやめろ。国民を犠牲にして軍事産業を儲けさせるのはやめろ」と怒りをつづっていた。
前川氏は次のポストで「中国は日本に対し、大ロシア主義やシオニズムやモンロー主義のようなイデオロギーを持っていない。中国が日本を支配しようとしたことはない」と指摘した。
さらに、続くポストで「だいたい日本には天然資源も穀倉地帯もない。こんな土地、お荷物になるだけだ」とつづり、「港なら中国にいくらでもある。中国の軍艦が太平洋に出ていきたいのなら、いくらでも日本列島の間を通らせてやったらいい」とコメントした。
また、「日本と中国が戦う理由は皆無だ」「『中国が日本に攻めてくる』などというのは、重症な被害妄想だ」とあらためて強調していた。
この一連のポストに前川氏の元には、「国民の生命と財産を守る基盤である国土を軽視し過ぎ」「じゃ、何で不毛な離れ小島である尖閣諸島を狙ってくるんですか?」という声が集まっていた。
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引用元: ・【安全保障】元文部科学省事務次官・前川喜平氏 「中国の軍艦が太平洋に出ていきたいのなら、いくらでも日本列島の間を通らせてやったらいい、『中国が日本に攻めてくる』などというのは、重症な被害妄想だ」
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