【テレビ】過去の『紅白』で衝撃だった「意外すぎる審査員」 大物政治家にめったにテレビに出ない国民的漫画家も!
NHKの『紅白歌合戦』は、大みそかの国民的行事として親しまれています。同番組で出場歌手とともに注目されているのが、ゲスト審査員です。
2025年はNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演中の高石あかりさん、大河ドラマ『豊臣兄弟!』主演の仲野太賀さんらとともに、ベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で知られる文芸評論家の三宅香帆さんが選出されて話題を呼びました。
『紅白』のゲスト審査員といえば、その年に活躍したタレントやスポーツ選手、NHKの看板である朝ドラや大河ドラマに出演中の俳優、大きな功績を残した作家や学者などの文化人が務めるイメージがあります。
ここでは「こんな人も紅白の審査員をやっていたんだ!」と新鮮な驚きがある人を5人振り返ってみましょう。
まずは第8回(1957年)で審査員を務めた、政治家の田中角栄さんです。現役バリバリの政治家が審査員を務めたケースは、長い『紅白』の歴史のなかでも例を見ません。
後に首相になる田中角栄さんは、このとき史上初の30代で国務大臣(郵政大臣)になったばかりで、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
なお、同じ年には婦人運動家で参院議員の奥むめおさんも審査員を務めており、男女のバランスを取ったものと思われます。
次は第15回(1964年)で審査員を務めた、漫画家の長谷川町子さんです。当時は『サザエさん』がすでにベストセラーになっていましたが、アニメが始まる5年前にすでに審査員を務めていたことになります。
『紅白』の審査員を務めた漫画家は、第5回(1954年)の横山隆一さん、第67回(2016年)の秋本治さんなどごくわずかです。長谷川さんが顔出しでTV出演したことはほとんどなく、貴重な出演回となりました。
漫画家だけではなく、漫画原作者も2回だけ審査員を務めています。第36回(1985年)は小池一夫さん、第37回(1986年)は雁屋哲さんが登場しました。雁屋さんは原作を務めた『美味しんぼ』が、社会現象的なヒットになっていた時期です。
一方、『子連れ狼』など数多の作品で知られる小池さんですが、1985年に目立ったヒット作はありません。登場時は「劇画に命を与えて20年」という紹介のされ方をしていました。
また、その年や近年のベストセラー作家も審査員を務めることがあります。第61回(2010年)は、作家の岩崎夏海さんが登場しました。
前年に刊行した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が200万部を超えるベストセラーになっており、翌年にはNHKでアニメ化されることが決まっていたからです。
こうして見ると分かるように、『紅白』の審査員の顔ぶれは、出場歌手と同じぐらい時代を映すものと言えるでしょう。
引用元: ・【テレビ】過去の『紅白』で衝撃だった「意外すぎる審査員」 大物政治家にめったにテレビに出ない国民的漫画家も! [冬月記者★]
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