【トランプ政権】ベネズエラ大規模攻撃 狙いは石油利権か 次期政権にも注目集まる
去年の9月以降「麻薬運搬船」とみなしたベネズエラ船への攻撃を繰り返しており、去年11月には原子力空母をカリブ海に派遣するなど、警戒・監視を強めてきた。
その背景には、アメリカ国務省が「外国テロ組織」に指定する「太陽のカルテル」という麻薬組織の存在があるという。トランプ政権はマドゥロ大統領がこの組織を率いていると主張し、麻薬密輸対策としてマドゥロ政権への軍事的圧力を強めてきた。
そのマドゥロ大統領を拘束するために行われた今回の軍事作戦は、周到に準備が進められてきたという。作戦はアメリカの陸海空軍や海兵隊に加え、CIAなどの情報機関も参加して数カ月前から計画されてきたようだ。
アメリカの情報機関はマドゥロ大統領の居場所を特定し、行動パターンや食習慣、ペットの種類に至るまで分析を重ねたという。「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、アメリカ政権当局者らはマドゥロ氏の側近の助けも借りていたという。
さらに「ニューヨーク・タイムズ」によると、マドゥロ氏の邸宅を模した実物大の模型で訓練を行っていたようだ。
そして「FOXニュース」のインタビューでトランプ大統領は、作戦の1週間前に、マドゥロ大統領に電話で投降するよう最後通告を行ったと明かしており、ベネズエラ側が投降を拒んだため、トランプ大統領が軍事作戦を決断したとみられている。
トランプ大統領はアメリカ東部時間2日の午後10時46分、作戦の実行を命じたという。作戦名は「絶対的な決意」で、ルビオ国務長官は、この軍事作戦の目的は「起訴されたマドゥロ氏らの逮捕であり、あくまで犯罪に対する法的執行手続き」と主張している。
アメリカのケイン統合参謀本部議長によると、軍用機150機以上がベネズエラに向かい、戦闘機などがベネズエラの防空システムを無力化して、3日午前1時1分に法執行官などが乗ったアメリカ軍のヘリがマドゥロ大統領の邸宅に到着したという。
「ニューヨーク・タイムズ」によると、アメリカ陸軍の精鋭部隊「デルタフォース」が邸宅に突入し、投降したマドゥロ大統領夫妻を拘束したという。マドゥロ大統領はニューヨークの連邦政府・拘置所に移送され、5日にもニューヨークの連邦地裁に出廷する見込みだという。
では、なぜ軍事行動に踏み切ったのか。トランプ大統領は「アメリカの石油企業が数十億ドルを投じて、 (ベネズエラの)ひどく老朽化したインフラを再建する」としている。
ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量とされる国で、中東諸国よりも多くの原油が埋まっているとされる。
だが、1999年に誕生したチャベス政権がベネズエラ国内のアメリカの石油資本を国有化した。
当初は原油高で急速に経済成長を遂げたが、原油価格の下落や設備の老朽化などで産油量が激減。
トランプ大統領は「我々は莫大(ばくだい)な富を取得し、その富はベネズエラの人々に渡る」としたうえで「アメリカの石油資本の国有化への賠償という形でアメリカにも渡る」と、アメリカ企業の利益にもなると強調した。
抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/772e17d3a197ea8d5d74db9d64e661fe244ae721
引用元: ・【トランプ政権】ベネズエラ大規模攻撃 狙いは石油利権か 次期政権にも注目集まる
>>米大統領は、中国主席が国賓として訪米すると明らかにした
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112500119&g=flash
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