弔事のマナーや作法は、地域による風習が色濃く反映されるものです。愛知県・岐阜県・三重県を中心とする東海地方では、通夜の際に香典とは別に「御淋見舞(おさみしみまい)」を用意する風習があります。
この「御淋見舞」とはどのような場面で必要で、いくらくらい包めばよいのでしょうか。本記事では東海地方における、通夜の風習について解説していきます。
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■御淋見舞とは何か
御淋見舞は、通夜の際に遺族へ渡す、お見舞いの一種です。
「故人への哀悼の意」として渡す香典とは若干性質が異なり、「急な不幸で大変な家族に対する、通夜当日の差し入れ」のような意味合いがあります。東海地方の多くの地域で広くみられる風習ですが、「御淋見舞」は必ずしも渡さなければいけないというものではありません。
通夜も葬儀も参列する人が「通夜は御淋見舞」「葬儀は香典」と分けたり、通夜のみ参列する人が、香典に添えて渡したりすることが一般的です。葬儀のみ参列する人があとから御淋見舞を渡すことはあまり一般的ではなく、通夜で香典だけ渡す人も多くいます。
■御淋見舞ってどんなものを贈るの?
御淋見舞はもともと遺族へのお見舞いの気持ちとして贈るものという意味があります。そのため「少しでも淋しさを慰めるために、皆さまでどうぞ」という気持ちを込めて、お菓子や果物、お酒などを渡すのが本来の文化です。
しかし近年では、食べ物ではなく現金をかわりに包むこともあります。この場合の相場は1000円から3000円程度で、香典とは別の封筒に「御淋見舞」と表書きをして渡します。
また、一般的に香典を渡すと、そのお返しとして「香典返し」を渡されます。御淋見舞を渡す文化がある地域では、香典返しとは別に御淋見舞のお返しも用意されていることが多いです。
■香典だけではマナー違反か
東海地方で通夜に参列する場合、香典だけでは失礼になるのでしょうか。結論から言うと、必ずしもマナー違反とはいえません。ただし、地域で根強いしきたりがある場合、それを知らずに行動すると「気が利かない」と受け取られる可能性はゼロではないでしょう。
特に地元の人が多く参列する場面では、周囲との足並みをそろえることも大切です。御淋見舞が必要なのか、また受付でどのように渡すか迷った場合は、周囲の地元の人に確認するといいでしょう。
ただし、最近では家族葬が増えているという背景から、通夜・葬儀の形式によっては御淋見舞や香典を辞退する場合もあります。案内状や葬儀社の説明も事前に確認しておくようにしましょう。
■御淋見舞は思いやりの風習
通夜で「御淋見舞」を渡すと聞くと、その慣習を知らない人は戸惑ってしまうかもしれません。しかし、これは東海地方に根付いた思いやりの文化です。香典だけでも失礼とはいえませんが、地域の慣習を知っておくと、故人や遺族に対して、お悔やみの気持ちをより伝えることができるでしょう。
弔事・慶事は地域によって風習が大きく変わります。そのため自分の常識が、別の地域の常識とは限らないこともあります。「郷に入れば郷に従え」ということわざもあるように、通夜や葬儀のマナーに迷ったら、その地域に住んでいる人に確認して柔軟に対応するようにしましょう。
ファイナンシャルフィールド編集部 2/28
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引用元: ・岐阜の知人の通夜に「香典5000円」を用意したら「オサミシミマイないの?」と言われビックリ 初耳だけどどういう意味!? [七波羅探題★]
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