開幕したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は3月8日、侍ジャパンがオーストラリアに逆転勝利し、初戦から3連勝で準々決勝進出を決めた。
実は、開幕する前から、日本が“勝利”していたことがある。
それは、開幕直前にアメリカ誌『ニューズウィーク』の電子版が発表した、WBCのユニフォームランキングだ。出場20チームのユニフォームを格付けした記事で、日本が堂々の1位に選ばれたのだ。
注目されたのは、ホームの白地ピンストライプユニフォーム。評者は「2023年のWBC決勝での大谷翔平対マイク・トラウトの一騎打ちが目に浮かぶ」と絶賛した。
しかしこのランキング、国内ではほとんど注目されなかった。国内メディアもユニフォームのデザインや販売情報を報じてはいたが、試合の勝敗や大谷の活躍に話題が集中するなか、「世界での評価」という視点はほぼ埋もれてしまった。
なぜ、侍ジャパンのユニフォームは「世界1位」と評されたのか。「見た目の科学」の観点から読み解いてみたい。
まず、多くの人にあまり知らていない事実がある。
今大会に出場する20チームのうち、19チームのユニフォームは「ナイキ」が製作した、共通テンプレートをベースにしたものだということ。国ごとに色やロゴは異なるが、シルエット・素材・デザインの基本構造は統一されている。
しかし日本代表「侍ジャパン」だけが例外だ。日本のユニフォームは、ミズノによる完全独自設計を貫いている。
この「19対1」という構図が、ニューズウィークの評者に強烈なインパクトを与えたようだ。
「19チームが横並びである」という前提があるとき、1チームだけ「明らかに違う」ものが現れると、人間の目にはその差が通常の何倍にも大きく映る。
心理学でいう「対比効果」だ。純粋な格好よさの差以上に、「1つだけ別格に見える」という知覚が生まれる。
真っ白な壁に黒いドットが1つあれば、誰の目にもすぐ届く。しかし壁全体にドットが均等に並んでいれば、その1つのドットは埋没する。人間の視覚は「周囲との差」で情報を処理するのだ。
これは「差別化の法則」と呼ぶ現象だ。競合が均一化するほど、際立つ個性の視覚的インパクトは増大する。
マーケティングにおいても、商品の棚を想像してみてほしい。同じシルエットの商品が10個並ぶ中で、1個だけまったく形の異なるパッケージがあったとき、人の目はそこに吸い寄せられる。
ミズノが独自設計を貫いた選択は、意図してのことかどうかはわからない。しかし結果として、「19対1」という文脈が生まれ、侍ジャパンのユニフォームは「品質」以上の視覚的インパクトを獲得した。
これが「見た目の文脈戦略」だ。どんな場に、どんな状態で「見られるか」??その文脈を制することが、見た目の勝負を決める。
ここまで読んで、「面白い話だが、自分には関係ない」と思った方もいるかもしれない。しかし、ミズノと侍ジャパンが実践したことは、どんなビジネスにも応用できる「見た目のブランド化」の原則だ。
ほかの19チームが横並びの中、ミズノの独自設計を貫いた侍ジャパンは、それだけで「別格」に見えた。
あなたの業界で競合他社が似たようなデザイン・見せ方をしているなら、あえて「1つだけ違う」ことを貫くことが、目立つための最短距離かもしれない。
「みんなと同じ」は安心感をもたらすが、記憶に残るのはいつも「1つ違うほう」だ。
宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
https://toyokeizai.net/articles/-/937393#:~:text=%E5%A4%A7%E8%B0%B7
引用元: ・【WBC開幕する前から、日本が“勝利”していた】各国ユニフォームはナイキばかり・・・《日本だけミズノ製》で”格付けランキング1位”を獲得の「巧妙な戦略」
TVでやらないからまじに見ないわ
日本においてはWBC報道が洪水のようにおしよせてくる
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