音楽評論界のトップが直面する収益の現実
音楽評論YouTuberの「みの」が、7月9日に自身のチャンネル「みのミュージック」の収益状況を公開しました。彼は、日本語圏の音楽批評ジャンルでトップの再生数を誇ると自負しながらも、実際の収益は期待外れであると語ります。登録者数54万人を持つみのは、YouTube収益が「構造的にほぼうまみがない」と率直に述べ、収益の内訳や現状を詳述しました。
みのによれば、月間再生数は平均200万回で、力を入れた月には250万回に達しますが、YouTubeからの収益は約81万〜122万円と限られています。彼はこの数字を「動画製造マシーンとしてフル稼働して得られる夢がない金額」と表現し、制作の負担の大きさを訴えました。
収益の現実と過去動画の影響
収益の多くが過去の動画によるものであることもみのが指摘した重要な点です。2026年6月のアドセンス収益は約108万円で、新作動画の収益は平均250ドルにとどまるなど、収益が新作に依存していないことが明らかになりました。つまり、みのは新作を公開しても、過去の動画に比べて収益が低く、収益性の低さに悩んでいます。
この収益構造が、同ジャンルのYouTuberが増えない理由でもあるとみのは言います。「成功しても動画では儲からない」ため、参入障壁が高いと指摘しました。彼自身は、他の仕事への信用や認知を得るためにYouTubeを利用しており、単独での収益源としては不十分であると結論づけています。
音楽活動との両立と未来への展望
みのは、現在の活動を続けられている理由を、編集を外注することで生まれた時間を案件動画や執筆、音楽活動に充てているからだと説明します。彼の活動は、YouTubeのみならず、音楽やメディア出演など多岐にわたり、収益化の難しさを乗り越えるための戦略でもあると言えるでしょう。
音楽評論や解説活動を通じて、みのは自身のキャリアを築いていますが、収益の厳しさを認識した上で、今後も新たな挑戦を続けていく姿勢が伺えます。音楽評論YouTuberとしての活動の将来に、期待が寄せられています。
