【埼玉県八潮市の道路陥没で調書を独自入手】点検時にコンクリート壁面の腐食状態を見誤り、損傷を実際よりも小さく判定していた・・・劣化を過小評価したことで補修が遅れ、陥没事故につながった恐れ
【埼玉県八潮市の道路陥没で調書を独自入手】点検時にコンクリート壁面の腐食状態を見誤り、損傷を実際よりも小さく判定していた・・・劣化を過小評価したことで補修が遅れ、陥没事故につながった恐れ
劣化を過小評価したことで補修が遅れ、陥没事故につながった恐れがある。日経クロステックが点検調書を独自に入手し、複数の専門家に管内の写真を確認してもらった。
今回の陥没事故は、土かぶり約10mの深さにあるコンクリート造の下水道管が破損し、管内に土砂などを引き込んだことが原因と見られる。下水で発生した硫化水素によって壁面の腐食が進んだ可能性がある。
現場を通る下水道管は1983年に供用を開始した。内径は4.75m。1次覆工は厚さ225mmの鉄筋コンクリートのセグメントで、2次覆工は厚さ250mmの無筋コンクリートだった。
埼玉県は2022年1月から2月にかけて、陥没現場付近の下水道管内を、簡易カメラを搭載した小型船舶で点検。日本下水道協会の「下水道管路施設の点検・調査マニュアル」の基準を参考に、壁面の状態を評価した。
その結果、マンホールのすぐ下流に位置する陥没現場付近を含む区間の腐食状態を、骨材が露出している「ランクB」と判定した。
その箇所の考察欄では「計画的な補修を行うことが望ましい」との記載があったものの、県は事故発生まで補修していなかった。
鉄筋が露出している「ランクA」と判定した箇所から、優先的に補修を進めていたという。
ランクBとされた点検結果の写真を見た専門家らは、「セグメント同士の接合部が写っているように見える」と指摘する。点検時には腐食がかなり進み、2次覆工が消失して1次覆工が露出していた恐れがある。
ランクBと判定した箇所の写真には、「腐食B始まり」と記載されている。コンクリートの表面だけが溶け、骨材が露出し始めた状態だと見ていた節がある。
コンクリートの厚さが判定基準に入っておらず、減厚の進行については調べていなかったと見られる。
下水道のメンテナンスに詳しい学識者によると、過小評価に至った理由として、点検業務を受注した調査会社が、無筋の2次覆工コンクリートの存在を把握していなかったことが考えられる。
下水道施設の調査や設計に詳しい建設コンサルタント会社の技術者は、「調査会社が図面などを確認して、2次履工が無筋であるかどうかまで事前に調べるとは考えにくい。シールドトンネルには様々な構造があり、設計の経験がないと違いを理解するのは困難だ」と説明する。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03087/022000022/#:~:text=%E5%85%AB%E6%BD%AE
陥没現場付近の下水道管内の写真。セグメントの接合部が線状に写ったと見られる箇所を日経クロステックが赤枠で囲んだ。2022年の点検時に撮影
現場付近の直線部のトンネル断面イメージ
https://cdn-xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03087/022000022/fig3.jpg
引用元: ・【埼玉県八潮市の道路陥没で調書を独自入手】点検時にコンクリート壁面の腐食状態を見誤り、損傷を実際よりも小さく判定していた・・・劣化を過小評価したことで補修が遅れ、陥没事故につながった恐れ
八潮市埼玉県の担当職員ガクブル
八潮🟰下水管
他でもやっているかもな
簡単に要修理なんて業者も言えんわ
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