「たぬきの塩漬け」素材はまさかの…「化かされてるのでは?」実は高級品…そのお味は!?
「たぬきの塩漬け」素材はまさかの…「化かされてるのでは?」実は高級品…そのお味は!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/308ffb5fb50feba49e5dc4ac716be901799049a3

旅先の売店で手に取った商品が、予想外の原材料だったことをXに投稿した「(onai)」(@MichioOnai)さん。
「『たぬきの塩漬け』
へぇー変わった名前だな
どんな食材の別名だろう原材料名チラッ
狸「やぁ」
_人人人人人人人人人人人人人_
> 本物のタヌキ⋝^⓿ᴥ⓿^ ⋜ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y ̄」
「たぬきの塩漬け」の瓶に書かれた原材料名は、狸(日之影町産)と塩のみ。おぉ…正真正銘、宮崎県のたぬきなのね。金額は4000円(税込)と記載されています。
「つまりこれがあればリアルたぬきそばが……」
「化かされてるのでは 笑笑笑」
「高級品」
「たぬき、ジビエでも聞いたことがないよね」
こんなコメントが寄せられて、興味津々のみなさん。
過去にたぬきの商品に出会ったことがある人もちらほらいるようで、「高知でも普通にあるはずです。食用と塗布用。最近は分かりませんが、子供時代はもらったものを味噌汁にして飲んでました。」「よく塗り薬として祖母が使ってました!」という人も。
この投稿に「日之影町観光協会」(@hinokage_kanko)が、「たぬきの塩漬け」の使い方をリポストしています。
「ちなみのこのタヌキの使い方(?)は
①指先に乗るくらいの大きさに切る
②切ったお肉についてる塩を洗う
③お湯を沸かしてお肉を煮込む
④煮込んだエキスをいただく
このエキスに薬効があるんだとか。
食べても虹色に発光するとかタヌキになるとかは無いですけど、一応飲む用ではあるようですね。」
しかし、肉が食べられるかどうかは未確認だそう。
ポストした(onai)さんは、これまでも「熊の手」や「サソリ」、滋賀の三輪神社で神事のためだけに作られる特別な食べ物「どじょうの熟鮓」などの珍しいものを食べてきたそう。「もともと十二支を食べ尽くすことを人生の目標にするほどジビエ好きなので、本物の狸肉と気づいて喜んで買いました。狸肉を販売しているのを見たのは初めてだったので、希少性や処理の手間を思えば全く高いとは思いませんでした」と購入し、「そういう類のものが好きそうな人の集まりで開封しようと考えています」と話します。
「どうしてもたぬき肉の味が気になる」ので、食べたことがある人を探したところ、やはりこの方は食べていました。YouTubeチャンネル『野食ハンター茸本朗ch』の茸本 朗(たけもとあきら)(@tetsuto_w)さんです。
ただし茸本さんが食べたのは「たぬきの塩漬け」ではなく、「たぬき汁」です。有害鳥獣駆除されたたぬきをさばき、茸本さんの知識から考えられる美味しくいただけるであろう工夫をして、無事に美味しいお酒と一緒に堪能したことを、YouTube動画『昔話の「たぬき汁」を本物のタヌキで作ってみた』で紹介しています。
引用元: ・「たぬきの塩漬け」素材はまさかの…「化かされてるのでは?」実は高級品…そのお味は!? [582792952]
動画のなかで、たぬき調理はなかなかの苦戦。一番きついのはやはりニオイのようです。肉から…ずっと洗っていない犬の匂いがするのだとか。しかしこまめに灰汁をとりつつ長時間煮込み、美味しくいただけるところまで作り上げました。
ちなみに茸本さんは、たぬきの前にイタチとアライグマもいただいています。
そんな茸本さんにあらためてたぬきの味について聞いてみたところ、個人的な意見としつつ、「タヌキは日本の狩猟鳥獣のなかではかなりクセが強く食べづらい方です。脂身に強い獣臭さがあります。自分は細かく切って赤味噌仕立ての味噌汁にすることで美味しく食べられましたが、シンプルな調理法でおいしくするのは難しいと思います」とのこと。
さらに「たぬきの塩漬け」については、「塩漬けしたものは食べる際に塩抜きをするわけですが、その際に臭みが抜けて食べやすくなる可能性はあります。自分なら茹でこぼして塩抜きしてから色々な料理につかいます」とのこと。
また、「北海道のアイヌは何度か茹でこぼしたものをトロトロに煮て汁にし、ご馳走としたと聞いています。普段から野生鳥獣を食べ慣れている人たちならばより美味しい食べ方を知っているかもしれません」とも教えてくれました。
(onai)さんの実食レポも楽しみにしたいですね。気になる方は投稿をチェックしてください。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)
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