【八潮市の破裂した下水道、全国民が危険と隣り合わせであるという事実を突きつけられた】下水道工事中は別の経路を使って排水を迂回させることが理想だが、元々そういう設計にはなっていない
【八潮市の破裂した下水道、全国民が危険と隣り合わせであるという事実を突きつけられた】下水道工事中は別の経路を使って排水を迂回させることが理想だが、元々そういう設計にはなっていない
実は、この現場の近くに筆者もよく利用する電子部品店があり、何度かクルマで通ったことがあるだけに、他人事とは思えない。
八潮市に限らず、設置から40年以上経過する下水道管は日本中に散在している。この事故は、日本の至る所で同じような危険があることを示したといえる。
さらに言えば、下水道に限らず、世の中に存在する様々なインフラが同じような問題を抱えているといえるだろう。
日本では高度経済成長期に建設されたインフラが多いことを考えれば、特に予測しにくい問題ではない。むしろ、様々な専門家が老朽化したインフラに対する危険に対して警鐘を鳴らしていた。
それらに対し、各自治体は定められた期間で検査を適切に行い、異常が検知されたらマニュアルに従って措置を行うことで事故を回避できると考えていた。
ところが、八潮市の破裂した下水道は計画通り5年に1度の検査を行っており、5年以内の再検査を示す「B判定」を受けていた。つまり、「緊急対応の必要なし」との判断を下されていたのだ。
その結果として、今回の事故が発生した。これは、従来の方法では信頼は得られないという危機的状況を示している。日本における全国民が危険と隣り合わせであるという事実を突きつけられたといえるだろう。
早急にインフラ点検の適正を根本から考え直さなければならない事態となっている。
筆者の住んでいる地域が気になったため、柏市上下水道局の下水道工務課に劣化に対する対応状況を聞いてみた。
まず、上水道も下水道も共に地震発生時の継ぎ目が喫緊の課題であるため、その継ぎ目を中心に揺れに強いものに置き換えを行っているとのことだった。
加えて、下水道に関しては常に排水があるため、流れを長時間止める工事は非常に難しいという事情があるそうだ。
排水を止めることができずに救出が難航している八潮市の事故を見ても、下水道に関しては流れを止めることができないというのが様々なボトルネックになっている可能性がある。
それに対して、工事中は別の経路を使って排水を迂回させることが理想だが、元々そういう設計にはなっていない。
そのため、流れを止めずに補強する工事を順次行い、既存のコンクリート製管の内側に塩化ビニール管(以下、塩ビ管)を入れる「管路更生工法」を行うことによって寿命が50年延びる想定だそうだ。
しかし、塩ビ管も永遠ではないため、いつかは新しいものに取り換える必要がある。点検と調査に関しては、複数の業務をまとめて民間企業に委託する「包括的民間委託」を行っており、複数の企業が連携して行っているそうだ。
下水道に関しては常に流れという問題と、汚水から発生する硫化水素ガスという問題があり、人手による対応は非常に難しいという課題を抱えている。
その上、人手不足もあって点検間隔を短くすることは困難だが、柏市では民間の技術を活用して自走式カメラでひび割れや腐食を検査しているそうだ。
このように、自治体によっては先手を打って取り組みを行っている所もあるが、将来を見据えた場合に人手不足と多額の維持費用という観点で、「持続可能性」を意識しなければ、結局は問題の先送りとなり、再びどこかで同じような事故が起きかねない。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02927/022500008/#:~:text=%E5%85%AB%E6%BD%AE
【埼玉県・八潮市の道路陥没事故から1カ月】 現場に流れ込む下水量は毎秒4トンと膨大、トラックの男性運転手の捜索見通し立たず
https://talk.jp/boards/newsplus/1740705018
引用元: ・【八潮市の破裂した下水道、全国民が危険と隣り合わせであるという事実を突きつけられた】下水道工事中は別の経路を使って排水を迂回させることが理想だが、元々そういう設計にはなっていない
直せないよ
全部崩れてる
順番にインフラが止まるだけだな
そういうリスク管理を想定した設計にしろよ
その責任を負えよ
ありがたや~
毎年放置
なんにも検査も修理もやってない感じだな
カネも予算も消えてどこか地下を流れているようだ
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