万博建設現場、令和のこの時代に女性用トイレがないと話題に
万博建設現場、令和のこの時代に女性用トイレがないと話題に
「女性用トイレを設置して」大阪万博の“地獄の建設現場”から悲痛な投書…業者は設置認めるも数は無回答
《これが令和の現場ですか? 一刻も早く女性用トイレを設置してください。切実にお願いしたいです》
大阪府が公式ホームページで公開している「府民の声」に投稿された電子投書が話題を呼んでいる。この投稿を「毎日新聞」が報じて直後、一気にSNSで拡散した。
パビリオンの中で作業をしているという投稿者の女性は、《現場には男性用トイレしかなく、女性用トイレがない》としたうえで、
《トイレに行けるのは、駅に着いた朝7時、仕事が終わって駅に戻る18時ごろ》
《作業場は極寒で、膀胱が破裂しそうになるのを耐えながら仕事をしている》
と、信じられないような状況を訴えたのだ。
引用元: ・万博建設現場、令和のこの時代に女性用トイレがないと話題に [643485443]
実際、工事現場に女性用トイレが設置されることは少なく、「悲惨な状況になりがちだ」と語るのは大手ゼネコンの女性社員だ。
(中略)
トイレの設置状況について問い合わせると、
「大阪万博の公式HPにある『会場全体施工ルール』に書いてある通り。個別にはわからない」
という回答があった。しかし「会場全体施工ルール」を見ると、仮設トイレについては会場の各区画の統括施工者が設置すると定められているだけで、具体的な状況は不明だ。
そこで北東工区の統括施工者であり、また会場全体の施工管理者になっている大手ゼネコンの大林組に女性専用のトイレを設置しているのか、そして数はいくつか問い合わせたところ、
「建設工事中のトイレは、会場の各工区統括施工者が、関係者が利用できる仮設トイレを設置するとともに、各パビリオンにおいても、各々の施工会社が、事業主との請負契約の範囲や要件で仮設トイレを設置しております」
と、やはり個別の設置状況についての把握していないという。ただし、大林組が施工管理者になっている北東工区については、
「2023年4月の着工から、現場内と事務所エリアのいずれにも男性、女性それぞれ専用の仮設トイレを設置しております。なお、いずれも便座付きトイレとなります(男性専用トイレには小便器も設置)。2025年1月からは会場内の給排水設備の供用開始に伴い、博覧会協会様施設の一部で、本設のトイレの供用を開始しております」
と、女性用トイレを設置しているものの数については回答がなかった。
「広大な会場内に女性用トイレはあるにはあるが、投稿した女性が働くパビリオンの近くには設置されていなかったということかもしれませんね。万博会場の広さは東京ドーム約33個分なので、女性用トイレがあるといっても近くになければ意味がない。
仕事中にトイレのために30分も歩くこともできませんよね。万博のテーマは、多様性を認め、『いのち輝く未来社会のデザイン』を実現するというもの。現場で働く女性が満足にトイレにもいけない状態の、どこが未来社会なのか……」(社会部記者)
重いものは持てないし日焼け嫌がるし
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