【対談】竹中平蔵「立花孝志さんには『ノーベル経済学賞』の理論がある」
【対談】竹中平蔵「立花孝志さんには『ノーベル経済学賞』の理論がある」
第1回は立花孝志氏の政治手法について聞いたーー。
(取材日:2025年2月10日)
◼なぜ立花孝志は「悪目立ち」手法を取ってきたのか
ーー本日のゲストは、経済学者の竹中平蔵先生と、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志さんです。よろしくお願いいたします。
▽竹中平蔵:今回ぜひ立花さんにお伺いしたいと思ったのは、独自の発想で人々を驚かせながらも、さまざまな問題提起を行い、それを社会に浸透させていく手法についてです。そのような発想や政治活動のスタイルは、いつ頃から、どのような経緯で思いつかれたのでしょうか?
▽立花孝志:まず、私は20年前に『週刊文春』でNHKの不正経理を内部告発しました。基本的には真面目な性格なので、その後も淡々とメディアにNHKの問題を取り上げてもらい、2009年の政権交代の際には民主党の議員を応援しました。
しかし、その後、民主党がNHK問題に取り組まないことが明らかになり、橋下さんに頼ろうと維新の会に行きましたが、結局どの党もNHK問題には手をつけませんでした。そこで、2013年に政治団体を設立し、駅前で演説を始めることにしました。
当時は、「私は元NHK職員で、NHKの不正を追及している」と真面目に話しても、誰も立ち止まって聞いてくれませんでした。2億円もの横領があったと話しても、ほとんど関心を持たれなかったんです。
ところが、不倫やスキャンダルの話をすると、人々の関心が集まることに気が付きました。そこで、「悪目立ち」することで注目を集め、その上で正しいことを伝えていく、という方法を取らざるを得なかったのです。
▽竹中平蔵:なるほど。私も共感する部分があります。ちょうど立花さんが内部告発をされた頃、私は総務大臣という立場にあり、NHK改革を進めたいと考えていました。
しかし、当時のNHKにはさまざまな問題があり、結局、十分な力を発揮することができませんでした。
また、今日の話にも関わることですが、総務大臣になるまで、私はNHKは特殊法人であり、NHK法という独自の法律があるのだと思っていました。
しかし、実際にはそんなものはなく、放送法がその根拠となっているのですよね。日本にとって放送とは基本的にNHKが中心であり、その後に民放が出てきたという歴史があります。
立花孝志:私がNHK問題に関わり始めた2006年頃には、「竹中懇」や片山虎之助さんの意見があり、それぞれに納得する部分がありました。私はそれらの意見を支持しながら、NHK問題に取り組んでいました。
◼立花孝志が兵庫県知事選に立候補した理由
ーー「悪目立ち」をしていると言われることについてですが、それは手段としてやっていることなのでしょうか?
▽立花孝志:よく「悪目立ちしている」と言われますが、手段として使っていたのは2~3年前までです。昨年の兵庫県知事選挙に関しては、決して目立つことを目的としたのではなく、真実を明らかにするために行動しました。結果的に注目を集めることになったのかもしれませんが、私はただ疑問を持ち、真実を追求していただけなのです。
例えば、私が入手した情報の多くは、維新の会の関係者から提供されたものでした。その情報が正しいかどうかを確認するために、関係者の事務所を訪ねました。しかし、それが「脅迫」だとされてしまいました。私は単に質問に答えてもらえなかったので事務所を訪ねただけなのですが、それが問題視されたのです。
私は、いきなり事務所を訪れたわけではなく、まず事前に連絡を取っています。しかし、それでも逃げ回られたため、仕方なく事務所に行ったのです。そして、1か所の事務所を訪ねた後、「これ以上は危険だからやめよう」と判断し、それ以上の行動はしていません。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/58133de660a54548994c18e00f528ddf9fbc5854
[MINKABU]
2025/3/7(金) 9:10
引用元: ・【対談】竹中平蔵「立花孝志さんには『ノーベル経済学賞』の理論がある」 [煮卵★]
また悪巧みしているのか
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