【バルセロナ国際保健研究所】新型コロナに感染した人の２３％が後遺症を発症し、後遺症患者の５６％が２年後もまだ症状が続く・・・感染前の４回ワクチン接種で強力な予防効果 （RR =0.10、95% CI (0.03?0.40)
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これらは、ヨーロッパEND-VOCプロジェクトの一環として、ラ・カイシャ財団の支援を受けているセンターであるISGlobalがドイツのトリアス・イ・プジョル研究所（IGTP）と共同で実施した研究の主な結論である。
BMCメディシンに掲載された結果によると、長期COVIDを発症するリスクはいくつかの要因に依存する。
SARS-CoV-2 の最初の感染を乗り越えた後、一部の人々は長期COVIDを発症します。長期COVIDは、呼吸器、神経、消化器、または疲労や倦怠感などの全身症状を含む、少なくとも3か月間続く症状として現れます。
長期COVIDの研究のほとんどは臨床的な文脈で行われており、一般の人々への影響を完全に把握していない可能性があります。
ISGlobalの研究者であり、この研究の主著者であるマノリス・コゲヴィナス氏
人口ベースのコホート研究により、長期COVIDの規模をより正確に推定し、リスク要因と保護要因を特定することができました。」
この研究は、カタルーニャの住民に対するパンデミックの健康への影響を明らかにするために設計された人口ベースの研究であるCOVICATコホートの成人2,764人を追跡した。
参加者は2020年、2021年、2023年の3回にわたってアンケートに回答し、血液サンプルと医療記録を提供した。
「女性であること、重度のCOVID-19感染を経験したこと、喘息などの慢性疾患を患っていることは明らかなリスク要因です」と、研究の共著者でISGlobalの研究員であるマリアンナ・カラチャリウ氏は言う。
「さらに、ワクチン接種前に肥満でIgG抗体レベルが高い人は、長期COVIDを発症する可能性が高いことがわかりました」と彼女は付け加える。
後者の要因は、最初の感染後の免疫系の過剰活性化を反映している可能性があり、場合によっては長期症状の持続に寄与する可能性がある。
分析では、この病気の発症リスクを軽減できる予防要因も特定された。感染前のワクチン接種や、定期的な運動と十分な睡眠を含む健康的なライフスタイルなどだ。さらに、オミクロン変異株が優勢になった後に感染した人では、リスクが低かった。
「私たちの研究結果は、人口のかなりの割合がCOVID-19の長期感染者であり、場合によっては生活の質に影響を及ぼしていることを示しています」と、ISGlobalの研究員でこの研究の最後の著者であるジュディス・ガルシア・アイメリック氏は言う。
「他の国々との協力関係を確立することが、これらの研究結果が他の人口層にも当てはまるかどうかを理解する鍵となるでしょう」と彼女は結論付けている。
「COVID-19の発生から5年が経ち、この病気の理解は大きく前進しました。しかし、この研究が示すように、パンデミックがメンタルヘルス、仕事、生活の質に与える影響は依然として深刻です。この研究は一歩前進ではありますが、この目に見えない病気を完全に理解するには、まだやるべきことがたくさんあります」と、IGTPのGCAT科学ディレクター、ラファエル・デ・シド氏は語っています。
カタルーニャの人口ベースのコホート研究における長期COVIDのリスク、決定要因、持続性
https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-025-03974-7
https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-025-03974-7/tables/4
感染前のワクチン接種では、長期COVIDに対する強力な予防効果が認められた（RR = 0.33、95% CI 0.29?0.38）。感染前の繰り返しのワクチン接種は長期COVIDに対する予防効果があり、4回以上の接種を受けた場合にリスクが最も低かった。
感染後3か月以内のワクチン接種も長期COVIDに対する予防効果があった（RR = 0.58、95% CI 0.39?0.86）。
0.33 (0.29?0.38) 感染前のワクチン接種
0.78 (0.52?1.19) 1回接種
0.40 (0.33?0.50) 2回接種
0.31 (0.27?0.36) 3回接種
0.10 (0.03?0.40) 4回接種
0.58 (0.39?0.86) 感染後3ヶ月以内にワクチン接種
過去を振り返るの好きやな～
風邪で後遺症になるわけねーだろアホかw
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