日銀、政策金利0.5%維持 トランプ関税、世界景気の下振れリスク、国内動向を慎重に見極め
日銀、政策金利0.5%維持 トランプ関税、世界景気の下振れリスク、国内動向を慎重に見極め
日銀は19日開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.5%に据え置く。トランプ米政権の関税政策の影響や、世界景気の下振れリスク、国内の経済・物価動向を慎重に見極める。
9人の政策委員の全員が賛成した。植田和男総裁が午後3時半からの記者会見で決定内容を説明する。今後の利上げに向けた考え方や世界経済の先行きを巡る質問に答える見通しだ。
日銀は1月の会合で利上げを決め、政策金利を0.5%へと引き上げた。市場の大半が今回の会合での金利据え置きを見込んでいた。
1月の消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合)は前年同月比3.2%の上昇で、34カ月連続で2%以上の上昇率が続く。連合によると25年の春季労使交渉の第1回回答集計では平均のベースアップ率は3.84%となった。
物価や賃金はおおむね日銀の想定通りで、経済が見通しに沿って推移すれば利上げを進める姿勢を維持している。
もっとも、世界経済の減速懸念を背景に日銀の今後の利上げのペースやタイミングは見通しにくくなっている。トランプ米大統領は貿易相手国と同水準の関税を課す「相互関税」を4月2日に導入する考えを示している。
日銀も今回の会合後に公表した声明文で「各国の通商政策などの動きやその影響を受けた海外経済・物価動向、資源価格の動向、企業の賃金・価格設定行動など日本の経済・物価をめぐる不確実性は引き続き高い」と記した。
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「日銀による次の利上げのメイン中国リオは6月」と予想しつつ、「トランプ政権の関税政策とそれに伴う不確実性の高まりにより世界経済が明確に不況に向かうことになれば、利上げを停止するだろう」と指摘する。
日銀関係者からも海外経済の下振れリスクが強くなっている以上、利上げ判断は「慎重にぎりぎりまで見極めざるを得ない」との声が上がる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB13DAZ0T10C24A6000000/
引用元: ・日銀、政策金利0.5%維持 トランプ関税、世界景気の下振れリスク、国内動向を慎重に見極め [897196411]
今回はなかなか厳しいな
次の選挙で国民が躍進したら日本の情勢不安で円高に振れるかもしれんが現状では何しても円高には出来んな
トランプでも無理だとどういう対策がいるか
中間選挙前の対策時に修正されることを期待するしかない
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