【ブラジル🇧🇷】ルーラ大統領が訪日、ブラジル産牛肉の日本市場開放を要求…日本・メルコスル間の貿易協定にも意欲
【ブラジル🇧🇷】ルーラ大統領が訪日、ブラジル産牛肉の日本市場開放を要求…日本・メルコスル間の貿易協定にも意欲
ルーラ大統領は最初の訪問地である日本に24日に到着する予定。日本政府が外国元首を国賓として招待するのは年に1~2回に限られているため、今回の訪問はブラジル外務省にとって、日本側からの特別な敬意を示すもので、両国の関係が非常に重要であることを意味する。
国家元首の公式訪問は、2019年のトランプ米大統領(当時)以来となり、皇居で天皇・皇后両陛下に迎えられ、宮中晩餐会が催される予定。
ブラジルにとっての日本は、アジアでは中国に次ぐ第2位の貿易相手国で、世界では第11位だ。対ブラジルの投資額ランキングでは、日本は9位に位置しており、2023年には前年比23%増の350億米ドルに達した。日本には20万人のブラジル人コミュニティがあり、これはブラジル国外で5番目に多い規模だ。両国の歴史的なつながりも深い。
ブラジル外務省によるとこの訪問の目的の一つは、日本がブラジル産牛肉に市場を開放するよう、日本の衛生当局から調査団をブラジルに派遣し、牛肉の生産状況を視察させる約束を取り付けることだ。24年5月、岸田文雄首相(当時)がブラジルを訪問した際もルーラ氏はこの市場へのアクセスを強く要求していた。
日本は年間約70%の牛肉を輸入しており、その金額は年間約40億ドルにのぼる。うち80%は米国と豪州から輸入されており、ブラジルは2005年からこの市場への参入を試みてきたが、未だ成功していない。
元駐日ブラジル大使で、現外務省アジア太平洋担当大使のエドゥアルド・パエス・サボイア氏は、訪日のもう一つの目的として、メルコスルと日本との間の貿易協定交渉を進展させることを挙げ、「これはブラジルだけでなく、日本の意向にも依存している。メルコスルのパートナー国はこの協定に非常に好意的だ」と述べた。
ルーラ大統領は、次の訪問国ベトナムに28日に到着する予定。同国はブラジル産農産物の5番目の消費国だ。この訪問の目的の一つは、ベトナムをブラジルの「戦略的パートナー」に格上げするために必要な手続きを確実に進めることで、これにより両国間で「政治対話の深化、経済協力の強化、貿易の流通と投資の増加が可能となる」とブラジル外務省は説明する。
ルーラ大統領が第3期目を迎えて以来、これはベトナムのファム・ミン・チン首相との間で行う3回目の会談となる。24年のブラジルとベトナムとの間の貿易額は77億ドルに達しており、ブラジルが4億1500万ドルの黒字を計上した。ルーラ大統領がベトナムを初訪問した02年の両国の貿易額はわずか5億ドルであった。サボイア氏は「目標は貿易額150億ドルに到達することで、ブラジルが東南アジア諸国との関係を強化するという広い文脈の中で市場開放や貿易の拡大が実現するだろう」と述べた。
3/18(火) 8:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5e23ea5ddfe3dc53ea0107c7234071c71fa916
引用元: ・【ブラジル🇧🇷】ルーラ大統領が訪日、ブラジル産牛肉の日本市場開放を要求…日本・メルコスル間の貿易協定にも意欲 [樽悶★]
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