北陸新幹線延伸・天皇陵群の地下を縦断…小浜ルート 国交省、宮内庁と協議せず…担当者「思い至らず」
●自民・県関係国会議員の自主研究会
北陸新幹線敦賀以西の整備を巡り、京都市中心部を通る小浜ルートが天皇陵群の地下を縦断することが分かった。
9日、国会内で開かれた自民党の県関係国会議員による自主研究会で、国土交通省が説明した。
同省が宮内庁と事前に協議していなかったことも判明し、担当者が「思いが至らなかった」と弁明。
古都の文化、歴史的建造物への影響を懸念する声が強まる可能性がある。
会合は冒頭を除いて非公開で開かれた。
終了後、取材に応じた座長の岡田直樹参院議員によると、国交省側が小浜ルートについて説明。
小浜の詳細2案のうち、京都市の西側を通る「桂川案」については、世界的な日本庭園として知られる桂離宮(かつらりきゅう)から西に75メートル離れた地下にトンネルを整備する計画だとし、
京都駅を南北に貫く「南北案」は天皇陵群の地下を通過するとした。
岡田氏によると、これに対して出席者から「宮内庁とは事前にどのような協議をしたのか」との質問が出たが、国交省側は「調整はしていない」と答えたという。
岡田氏は記者団に「地下とはいえ、天皇陵が多い場所であり、宮内庁とは何らかの協議があってしかるべきだった」と同省の対応を疑問視。
「用意周到な役人としては少し意外な印象を受けた。これからは京都の歴史的な建造物や遺産の問題も新幹線整備の大きな焦点になるのではないか」との見方を示した。
●工期さらに上振れ
会合ではこのほか、国交省と鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)がトンネルの難工事によって開業時期が大幅にずれ込む見通しとなった北海道新幹線新函館北斗-札幌の現状を報告した。
国交省と機構側は北海道新幹線に関し、工期がさらに延び、事業費も増加する可能性があるとの認識を示した。
新函館北斗-札幌間は小浜ルートと同じく長大トンネルが8割を占めており、出席した国会議員は「小浜の工期、事業費のさらなる上振れの懸念は拭えない」との見方を強めた。
小浜ルートを推す与党整備委員長の西田昌司参院議員(京都府選出)らが求めている建設費の地元負担軽減に関しても出席者から質問があり、
国交省側は「京都に新幹線を通す以上、京都の地元負担がなくなることは考えられない」と答えた。研究会は今月中に再び会合を開く予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2b190c64acb86b58a9b2ed942d992519082edbd
引用元: ・北陸新幹線延伸・天皇陵群の地下を縦断…小浜ルート 国交省、宮内庁と協議せず…担当者「思い至らず」 [178716317]
愚か者が!
調整楽だろ
事実上延伸計画は敦賀で終了
新幹線は朝敵
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