上田清司参院議員の公設秘書だった男性からの性暴力「なかったことにされたくない」 被害元記者の思い 24日判決
毎日新聞
2020年に上田清司参院議員(前埼玉県知事)の公設秘書の男性(故人)から取材中に性暴力を受けたとして、元記者の女性が国に損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁で言い渡される。「なかったことにされたくない」と提訴してから2年。この間、元タレントの中居正広氏による女性アナウンサーへの性暴力が明らかになるなど、社会はハラスメントに対してより厳しい目を向けるようになった。判決を前に、裁判を闘った思いを聞いた。【鷲頭彰子】
「周りの人に誤解されたままでは」
――なぜ裁判を起こしたのですか。
◆加害者に対する怒りもありますが、「周りの人に誤解されたままでは納得できない」という気持ちが強かったです。前県知事の秘書から性暴力を受け、被害届を出して(相手は)書類送検されたにもかかわらず、週刊誌に事実と異なることを複数書かれ、県政関係者を中心に加害者と不倫関係にあったのではないかと根も葉もないうわさが流れました。個人として週刊誌に抗議文を出しても相手にされず、裁判しか事実を知ってもらうすべがありませんでした。「なかったことにされた」被害者が他にもいるかもしれないと、闘うことにしました。
――意見陳述では「なかったことにする動きは今も続いている」と述べていました。
◆提訴の日、上田氏は会見で「秘書が弁護士に相談していることは知っていたが詳しい内容は知らなかった」と発言しました。私自身、上田氏の後援会事務局長(当時)に被害を伝えていますし、その事務局長を含め、2人以上から「上田氏が事件の内容を聞いている」と確認しています。秘書が、警察に任意で事情を聴かれていることを上司の議員に話さないことがあるでしょうか。加害者は上田氏に辞職を申し出ましたが、続けるように言われたと警察に話していました。「知らなかった」と言うのは、理解に苦しみます。
――フジテレビの第三者委員会は中居氏による性暴力を認定しましたが、性暴力被害を被害者が証明するのは難しいですか。
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性暴力「なかったことにされたくない」 被害元記者の思い 24日判決 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20250416k0000m040350000c
引用元: ・上田清司参院議員の公設秘書だった男性からの性暴力「なかったことにされたくない」 被害元記者の思い 24日判決 [ぐれ★]
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