遠野でシカの群れ牧草被害相次ぐ シカ肉を新たな地域資源として利用へ
特集です。シカに牧草を食べられる被害が遠野市の牧場で相次ぎ、関係者が対応に苦慮しています。その中、駆除されたシカの肉を地域の資源として利用しようという取り組みが始まっています。
9月1日、遠野市の荒川高原牧場で、ドローンを使って撮影した映像です。
映っていたのは…数十頭はいるでしょうか、ニホンジカの群れ。警戒心がとても強く、ドローンが近寄ると一斉に逃げ出します。
早池峰山の南、薬師岳に連なる荒川高原牧場。馬産地・遠野の原風景は、国の文化的景観地区に選ばれています。およそ1400ヘクタールの広大な牧場に5月中旬から10月いっぱいまで放たれている馬や牛。1週間ごとに区画を移動しながら、順に成長した牧草をのんびり食みます。
そこに侵入し、牧草を食い荒らしているのが野生のシカ。牧場を管理する遠野市畜産振興公社に現地を案内してもらいました。
遠野市畜産振興公社放牧部 藤井健太さん
「きょうはどうですかね」
「何頭かいますね」
到着すると、やはりシカの群れが…
遠野市畜産振興公社放牧部 藤井健太さん
「ここ一番いた時、ざっくり数えたんですけど150頭ぐらいはいましたね」
藤井さんたち、牧場の関係者も対応に苦慮しています。いつもなら長靴の足元が隠れるほど生い茂っているはずの牧草も…
藤井さん
「長さが全然足りてないのは、やっぱりシカに食べられているせいだと思います」
シカの通り道になっているのでしょうか。高さ1.5メートルほどある有刺鉄線の柵にも…
藤井さん「(シカ)の毛が付いてますね」
Q、「簡単にこれくらい(の高さだと)飛び越えちゃう訳ですね」
「はい。2メートルくらいは普通に飛び越えると思うので」
ドローンで撮影した映像にも柵を軽々と飛び越えたり、くぐり抜けたりして森の中に逃げ込むシカの姿が映っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/355aa21a5887429edc1c739ed605ccf41715bd51
引用元: ・遠野でシカの群れ牧草被害相次ぐ シカ肉を新たな地域資源として利用へ [567637504]
遠野市畜産振興公社放牧部 藤井健太さん
「やっぱり先に短い、おいしい草を食べられてしまって、牛とか馬にいい草を食べさせられなくなってるっていう被害はありますね」
遠野市によりますと、野生の鳥や獣による農作物被害の被害額はここ10年、1億円前後で推移しています。そのうち、実に9割以上がシカによるものです。
遠野市産業部農林課 阿部竜大さん
「公共牧場の対策というのは長年の課題で、なかなか着手出来ていないところ。電気柵であったり、金網柵というような侵入防止対策というのは広大でなかなか対策が取れていないと」
遠野市のシカの捕獲頭数はここ数年、年間およそ5700頭で推移。一日平均15頭から16頭を捕獲している計算で県内最多です。
駆除されたシカのほとんどは処分されており、食肉市場に出回ることはほぼありません。その中、市内綾織町で直売所を併設する加工場、「遠野ジビエの里」は、駆除されたシカを引き取り、食肉として販売しています。切り盛りするのは及川知也さんと真さんの兄弟。
遠野ジビエの里を運営する毘沙門商会合同会社 共同代表及川真さん
「農業被害を減らしていくというのが一番大事だし、やはり確実にシカの適正な数に調整させていただくことによって、ある意味、里と山の境界線がしっかりしてきて、まさに『自然と人との共生』っていうところが見えてくるのかなと」
ジビエで遠野を元気にしたい。捕獲から24時間以内に搬入してくさみを抜き、うま味を引き出す独自の熟成管理を行ったシカの肉。1頭毎に放射性物質の検査を行うなど、安全性にも配慮しています。
毘沙門商会合同会社 共同代表及川真さん
「遠野ってジンギスカンですけどもジンギスカンに並ぶくらいの、ジンギスカンとジビエがある、でこの二つを食べ比べるようなそういう食文化になっていけばいいなと思っております。
まさにやりたいこととしては文化とか教育とか、環境とかその辺とすごく結びついている食材なので、そこをですね。皆さんに知ってもらって、普及していきたいと思っております」
県内各地でも確認されているシカの食害。大半が処分されているシカの食肉を「森の恵み」として地域の資源にしようという取り組みが遠野で始まっています。
フライとかもいけそうな気もするが熱すると固くなるかもしれんからミンチカツプラス脂を追加する工夫がいるかな
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