「どうも関西では小説が書きづらい」関西出身なのに村上春樹さんの小説に出てこない“関西弁” 理由は“キャラクターイメージ”
受賞は逃しましたが、村上さんは「関西出身」なのに、「小説に関西弁が出てこない」という声が。
村上さん自身も「僕はどうも関西では小説が書きづらいような気がする」と過去にエッセイで記しています。“関西弁”が小説に影響するというのです。
一方で東京でビジネスに“関西弁を活かそう”という動きも。「笑いがあると関係構築が2倍加速する」といい、“笑いにつながりやすい”関西弁が武器になるそうです。
■ノーベル文学賞の有力候補にあがる村上春樹さん 京都生まれ西宮や芦屋で育つ
村上春樹さんは京都市で生まれ、その後兵庫県の西宮市や芦屋市で育ちました。
■村上さんの母校には“長年眠り続けている受賞祝いの垂れ幕”が
村上さんの母校である西宮市の小学校では、村上さんにまつわるクイズが掲示されています。さらに校長室には、受賞に備え、大きな垂れ幕が保管されていました。
【西宮市立香櫨園小学校・橋野泰輝校長】「春樹さんが受賞した時にはどーんっと校舎にかける垂れ幕でございます。14~15年前だと思うんですけどずっとあります」
(Q先生は見たことある?)
【西宮市立香櫨園小学校・橋野泰輝校長】「見たことないんです」
【中略】
■関西出身なのに…村上さんの作品に“関西”を感じない?
関西出身の村上さんの作品に“関西”を感じない?
ファンに聞いてみると…
【ファン】「関西弁は確かに出てこないかもしれないですね」
【ファン】「あんまり記憶ないですね。主人公にはいないですね」
このことについて、村上さんは過去のエッセイに記しています。
村上春樹さんの著書「村上朝日堂の逆襲」より】「僕はどうも関西では小説が書きづらいような気がする。これは関西にいるとどうしても関西弁でものを考えてしまうからである。
関西弁には関西弁独自の思考システムというものがあって、そのシステムの中にはまりこんでしまうと、東京で書く文章とはどうも文章の質やリズムや発想が変わってしまい、ひいては僕の書く小説のスタイルまでががらりと変わってしまうのである」
■「関西弁のキャラクターにはステレオタイプがある」と専門家
関西テレビ 2025年10月10日 金曜 午前5:00
https://www.fnn.jp/articles/-/943661
引用元: ・「どうも関西では小説が書きづらい」関西出身なのに村上春樹さんの小説に出てこない“関西弁” 理由は“キャラクターイメージ” [おっさん友の会★]
The post 「どうも関西では小説が書きづらい」関西出身なのに村上春樹さんの小説に出てこない“関西弁” 理由は“キャラクターイメージ” first appeared on Tweeter BreakingNews-ツイッ速!.

