「輸入解禁レベル」外国産米の枠外輸入量、昨年の300倍ペース…味や風味「遜色ない」
コメ集荷・卸の「星山米店」(新潟市北区)は昨年、取引先の小売店から要望を受けベトナム産米を民間貿易(枠外輸入)で輸入した。
無関税のミニマムアクセス(最低輸入量)に対し、枠外輸入では1キロ当たり341円の関税がかかる。
しかし5キロ精米の店頭価格が3千円台に収まるため、国産米より安い。星山恒広会長は「輸入米は去年より引き合いがある」と話す。
星山米店だけでなく、県内の卸業者の間ではことしに入り輸入米の取り扱い検討が広がっている。星山会長は「店頭で5千円前後の国産米に対し、3千円台の輸入米は売り場で存在感が出てくるだろう」とみる。
食品スーパー、弁当製造などを手がけるオーシャンシステム(三条市)は24年、関東で製造する弁当の一部にベトナム産米を使用した。コスト減を要望する納入先の要望に応えた。
担当者は「国産米と比べても味や風味は遜色ない。取引先も輸入米への抵抗感が薄れ、ことし輸入米の使用量を増やす可能性はある」と話す。
外国産米の枠外輸入は、昨年から急増している。農林水産省によると、国産米の高騰が始まった24年度の枠外輸入は3011トンで、統計を取り始めた1999年度以降で最高となった。2023年度は730トンだった。
25年度はすでに24年度を大きく上回る。25年7月だけで2万6397トンと、民間輸入が増え始めた24年の1~12月の1カ月平均約85トンと比べ、約300倍だ。
宇都宮大の小川真如助教(農業経済学)は「これまでは事実上の輸入禁止と言っていい関税額だったが、国産米の高騰で輸入解禁レベルになっている」と指摘する。
輸入米へのニーズの高まりは、国産米より安価という理由だけではないとみる。23年産、24年産でコメ不足を経験したことから「確実に量を確保したいという、(卸業者の)不安の表れもあるのではないか」とし、今後も増加が続く可能性が高いとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fdbd5a40b7959bd00e55ffdd13d258b6ab41a4f
引用元: ・「輸入解禁レベル」外国産米の枠外輸入量、昨年の300倍ペース…味や風味「遜色ない」 [567637504]
米だしな
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