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電動キックボード「LUUP」などのシェアリングサービスを展開するLuup(東京都千代田区)は1月21日、LUUPで首都高速道路に侵入した利用者のアカウントを特定し、無期限凍結したと発表した。
電動キックボードや自転車、歩行者、原付(125cc以下の二輪車)の進入は道路交通法や高速自動車国道法で禁止されている。しかしLUUPなど電動キックボードが首都高に誤侵入するケースは度々、報じられている。
●昨年12月にも電動キックボードが「侵入」
首都高では昨年12月にも、電動キックボードが侵入しており、事態を重く見た首都高速道路株式会社はその時の動画を公開。「命に関わる重大事故につながるため、絶対にやめてください。誤って進入してしまった場合は、すぐに安全な場所に避難し、道路緊急ダイヤル#9910または110番へ通報してください」と注意を呼びかけた。
なおこの時、侵入したキックボードがLUUPか否かは動画上からは明らかではない。
●「首都高にループいたんだが、、」
Luupが、首都高を走っていた利用者のアカウントを無期限凍結したと発表した3日前の1月18日、Xではこんな投稿が話題になった。
「首都高にループいたんだが、、」
と、首都高を走っている際のドライブレコーダーの動画がXに投稿された。動画には、首都高の路肩のあたりをゆっくりと走行する電動キックボードが映っていた。この影響で、一部区間が通行止めになったという。
弁護士ドットコムニュースはLuupに対し、1月18日に撮影された利用者、もしくは昨年12月に発覚した電動キックボードの利用者が、無期限凍結となった利用者と一致するのか尋ねたが、「個別事案について回答は控えている」とのことだった。12月に話題になった車両が同社のものかも明らかにしなかった。
また、首都高に侵入したLUUPの利用者をどのように特定したかについても、回答が得られなかった。
●SNSでは社長に批判
Luupの発表にともない、同社の岡井大輝社長は同日、Xで「利用者の首都高進入事案について、関係各所にご心配ご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。 当該アカウントの停止措置を行いました。 交通事業者として、こういった悪質な行為に対しては、断固とした対応を行ってまいります」とコメントした。
このコメントに対し、Xのユーザーからは「こういった事故が起きない仕組みを作れていない点こそが今回の最大の問題で、再発防止策を早急にしっかり考えるべきと思いま。」「ひき逃げ、当て逃げ、歩道など不適切な空間の走行など、そうしたユーザーも本当は特定できるのに放置しているんじゃないですか?」といった厳しい批判が寄せられた。
また、LUUPは運転免許がなくても利用できることで知られ、交通ルールやマナーを知らない利用者について議論になっている。そのため、「そもそも免許制であれば、こんなことはまず起こらない」というコメントもあった。
引用元: ・【LUUP】電動キックボードの首都高「危険走行」目撃情報続く Luup社は「個別案件に回答は差し控える」 [七波羅探題★]
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